著者
吉野 睦 近藤 総 仁科 健
出版者
一般社団法人日本品質管理学会
雑誌
品質 (ISSN:03868230)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.260-266, 2008-04-15
参考文献数
12
被引用文献数
2

シミュレーション実験の利用には実機実験の再現性が確保されていることが前提となる.実機実験の結果とシミュレーションの結果を一致させるプロセスを"合わせ込み"と呼ぶ.しかしながら,合わせ込みの再現性を向上することは,そのために多くの実験点を必要とし,リードタイム短縮の障害となっている.現在,その再現性と効率を両立する具体的な方法が確立しているわけではない.本研究では合わせ込みにタグチメソッドで提唱されている2段階設計法を応用する.その事例研究としてワイヤボンディングの共振問題を取り上げる.

言及状況

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こんな論文どうですか? シミュレーションモデルの合わせ込みにおける実験計画法の活用(吉野 睦ほか),2008 http://id.CiNii.jp/cBBjL

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