著者
森田 健宏
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.5-8, 2008
参考文献数
11
被引用文献数
2

3歳児と5歳児を対象に,立体パズルの作成過程を題材とした映像を視聴してもらい,その後,同一材料を用いて再現内容の査定を行った.実験1では,順序限定性の無いパズルを用いて映像と同一順序での再現を求めた.その結果,年齢及び順序教示の条件で有意差があった.ただし,本研究の結果が,従来の順序記憶に関する研究と比較して全体的に成績が低いことから,視聴時に順序記銘が不要と判断された場合,自発的に記銘解除される可能性が考えられた.そこで,実験2では,順序限定性の有る題材で同様の検討を行った.その結果,5歳児では完全再現率が増加するが,3歳児では変化が見られず,記銘方法や内容に発達差があることが示唆された.

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こんな論文どうですか? 幼児のテレビ視聴による手続き理解における再現順序の検討(森田 健宏),2008 https://t.co/7epeho9zql 3歳児と5歳児を対象に,立体パズルの作成過程を題材とした映像を視聴してもらい,その後,同一材料を…
こんな論文どうですか? 幼児のテレビ視聴による手続き理解における再現順序の検討(森田 健宏),2008 https://t.co/7epeho9zql

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