著者
張 建保 深澤 大輔
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.47, pp.268-271, 2004-07-17

栃尾大名行列は、諏訪神社の春の大祭として毎年4月29日に行われ、総勢500人、行列の長さは300mに達する。厄年の25歳と42歳の男性が白丁と呼ばれる白装束姿で参加し、神輿や太鼓・鏡などの担ぎ手となる。この行われる意味は、度重なる洪水で多数の死者が出た葬列を先頭に、雁木通りの市街地に水害をもたらす悪霊を神輿に載せ、諏訪神社に運んで境内を左回り3回を繰り返し、封じ込めて、街の家内安全と商売繁盛、五穀豊穣などを祈願するものである。その開始時期は、牧野侯から恩賞を賜った寛政年間(1789-1801)頃と考えられる。

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こんな論文どうですか? 栃尾大名行列と水害の鎮め : 居住空間の防災計画に関する民俗学的研究-III(計画系)(張 建保ほか),2004 https://t.co/1TvxJkWxGH
こんな論文どうですか? 栃尾大名行列と水害の鎮め : 居住空間の防災計画に関する民俗学的研究-III(計画系)(張 建保ほか),2004 https://t.co/1TvxJkWxGH

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