著者
竹橋 佑記 下川 勇
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.49, pp.437-440, 2006-07-09

本稿は、平成18年2月22日から25日にかけて、福井工業大学建設工学科建築学専攻の下川研究室が実施した、福井中心市街地の活性化を目的とした、市民参加型ワークショップ「Active…みんなでつくる福井駅前」の成果を示すものである。
著者
大窪 建史 村西 進也 柴山 明寛 後藤 正美
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.51, pp.53-56, 2008-07-27

平成19年3月25日午前9時42分に発生した能登半島地震は、地震規模がマグニチュード6.9震源深さは約11kmであった。石川県能登(七尾市、輪島市、穴水町)で震度6強、石川県珠洲市で震度5強、新潟県中越(刈羽村)、富山県(富山市、滑川市、氷見市)で震度5弱、石川県加賀地方で震度5弱が観測された。ここでは、地震直後に実施した悉皆調査と半年後に実施した被災地の建物復興調査の調査結果について報告する。
著者
藤田 航平 菊地 吉信
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.54, pp.383-386, 2011-07-10

This study focuses on the Shared Housings that have relationship with the neighborhoods, and aims to clarify the characteristics of these shared housing. In addition, this study examines the influence that the shared housing of this type over neighborhood. The main result is as follows. That is, the shared housing of this type leads not only to satisfy the tourists but also to awake the neighbor's concern for local character. The sheared housing of this type is thought as an effective device to promote the exchange of the neighbors and the outsiders.
著者
赤林 伸一 坂口 淳 佐藤 悠一
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.52, pp.247-250, 2009-07-12

本研究では、焼肉店で主に使用されている卓上排気型ロースター(フードあり・なし)、無煙型ロースターを対象として、ロースターを単体で使用した場合の温度・汚染質濃度分布および店舗全体の室内温度・汚染質濃度分布を明らかにすることを目的とする。ロースター単体の場合の廃気捕集率は、卓上排気型(フードあり)、無煙型、卓上排気型(フードなし)の順で悪くなる傾向がある。呼吸域の汚染質濃度は、ロースター上に高濃度領域の集中が少ない無煙型で最も低い。
著者
池上 岳志 熊澤 栄二
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.47, pp.272-275, 2004-07-17

石川県最北端に位置する奥能登の風景について、地域固有の祭祀「キリコ祭り」をもとに考察する第三報である。本稿では、須須神社が鎮座する寺家地区と、その奥宮が鎮座する山伏山との関係について、祭礼ルートであった古道の復元ならびに、地名、由来、口伝等をもとに諸場所の意味と、その地域構造について考察を行なったものである。
著者
深澤 大輔
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.52, pp.393-396, 2009-07-12

新発田城下町における社寺の配置と新発田祭について、整理して見た。その結果、神社が水害を避ける「菱形」、寺が水を汲み、または撒く「北斗七星」の形になるように配置されていることが分かった。また、喧嘩祭と称される新発田祭では、ほぼ同じ場所の四角形街区を6台の台輪が曳かれ、その交差点で三合を組み、地震・水害・火災・商売繁盛を祈願していることが分かった。その組まれた時期は、新発田藩主6代の直治と7代の直温の時代である。その当時は、新発田では水害が頻発し、火災も多発したので、地震も含む自然災害を封ずるために社寺を聖なる図形となるように配置し、祭も三合ノ理を組み、町が自然災害から逃れ発展することを祈願して行われたものと推察出来た。
著者
平山 育男
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.52, pp.491-492, 2009-07-12

昭和10(1935)年建築の旧福島江事務所は星野三治の設計に関わる。この建築は少なくとも2回に及ぶ修理・改造により、外壁が著しく当初の姿とは異なるものとなっていた。しかし、昭和44(1969)年公開の映画、「青春の鐘」にこの建物が映されており、これを考察することにより、当初の姿について下見板張で、1階窓下は竪板張、付柱を多用するもので、北及び東面の窓は引違で上部が回転窓であるなどの復原が可能であることが判明した。
著者
平山 育男
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.56, pp.584-585, 2013-05-19

バルトンによる明治29(1896)年の神戸訪問及び大阪視察について明らかとなるのは以下の点である。1)明治29(1896)年におけるバルトンの神戸訪問は台湾からの帰京途次、広島訪問後、広島からの列車で9月18日に到着した。2)バルトンは9月20日に行われた宴会において神戸市における拡張計画に同意した。3)バルトンは明治29(1896)年9月20日から21日に大阪市を視察した。4)バルトンは明治29(1896)年9月22日頃、イギリス汽船タコマ号によって帰京した。
著者
山崎 幹泰
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.51, pp.463-466, 2008-07-27

明治32〜大正2年まで、山中温泉へ温泉客を誘致するため、馬車鉄道が利用されていた。今回、加賀市内に当時の客車が二両、現存していることが確認された。そこで、この二両の実測を行い、同時に同鉄道に関する資料の収集を行った。二両に共通する特徴は、唐破風形の屋根、前後の扉、ロングシート型の座席であり、異なる点は車体の長さと、和風洋風の意匠の違いが見られる点である。また、御者台と台車は、ともに失われていた。
著者
横山 勉
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.51, pp.285-288, 2008-07-27

自然環境を取り入れた遊び環境をもつ保育園にはいくつかの外遊び空間があり、今回は園面と基地における遊び場の比較による遊び空間特性を示す。基地は、自然環境を活かした遊び場を構築する図面と共通するものが多くあるが、もうひとつの遊び空間として独自性を示し、直接的な自然体験を通して幼児の成長に深く関わっている。園庭における日常的な遊び空間に対して基地は冒険的な遊び環境を提供していると考えられる。
著者
薬袋 奈美子 石川 永子 福留 邦洋
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.49, pp.411-412, 2006-07-09

自然災害は、日常的に困っている立場の人をより難しい状況に追い込むことが多い。つまり災害を経てより状況が悪くなる負のスパイラルを辿ることになる。特にトルコでは、従前の賃貸住宅居住者層が住宅供給事情が乏しくなる中で十分な支援を受けることができず、より悪い状況におかれることとなる。このような状況を打開するために、賃貸住宅者層自身にでも取り組むことができ、問題を共有できる仲間づくり等、状況改善のための工夫を行っている。
著者
飯野 由香利 倉渕 隆 鶴田 久美子 野田 圭弘
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.53, pp.275-278, 2010-07-18

本研究では、都内の1小学校普通教室で冷房設備の設置前と設置後の温熱・空気環境と環境調節行為および児童の温冷感の相違を明らかにすることを目的として調査を行い、以下の知見を得た。1)冷房設備の設置により、暑熱期の室温28℃以上になると冷房と扇風機の併用が多くなり、窓扉開放率が約10%以下になることが多くなりCO_2濃度が1500ppmを超えることがある。2)室温が26℃以下までは設備を使用しなくても暑さをしのげ、27℃までは扇風機により耐えられるが、28℃以上では冷房が必要になり、室温が高くても冷房による相対湿度の低下や暑熱順応などにより耐えられる。
著者
大橋 美幸
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.39, pp.350-353, 1996-07-26

痴呆性老人は,家の中をうろうろしたり,自分が住んでいる家から「家に帰る」と外に出たりする.痴呆性老人の居場所と徘徊について,調査を行った.
著者
戸成 一平 土本 俊和
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.50, pp.499-502, 2007-07-15

現在具体的な成果としてあげられていない「都市再生」において、都市と、既に再生手法が示されている歴史的建造物の中間の単位である街区を再生することにより、その可能性を示せるのではないか。本制作は歴史的な空間を残すものの、衰退の著しい長野県須坂市の旧市街地において、都市における街区をとらえ、街区を構成する建物を再生していくことによる「都市再生」の手法を提案するものである。
著者
梅干野 成央 土本 俊和
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.47, pp.296-299, 2004-07-17

近世の封建制から中央集権国家を目指した明治維新という近代化の初期装置は、領主であった藩や寺院の解体を図るために神仏分離,版籍奉還,廃藩置県を行った。これらを前提として地租改正が行われた。本論は長野県飯山市小菅に鎮座する小菅神社を事例として、もっぱら神仏分離令を契機とした転換を扱い、これを規定した地域個別の背景を所有の観点から明らかにした。近世後期に小菅神社の支配していた境内地や建物は、村落総体ともいうべき所有のもと置き換えられた。近世の建築遺構の多く残る小菅において、所有権の転換は近世の封建制から中央集権国家に移項した時代の変容を乗り切る一つの建築維持手段であった。
著者
宮越 敦史 中野 将人 櫻井 佑
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.50, pp.505-506, 2007-07-15

本作品は新潟市の中心街に位置するバーの改修計画である。基本設計、実施設計、施工を行った。壁を取り除きカウンターを新設し、高い天井を塗装し、店内に均一な開放感を与えた。客席側とカウンター側で色彩やものの配置、棚のレイアウトによる対比をはかった。