著者
深澤 大輔
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.48, pp.57-60, 2005-07-10

本報では、半蔵金について概観した。今後、被災後の生活と空間の実態調査を行いたいと考えているが、内容を要約すると以下の3点となる。(1)半蔵金は豪雪・過疎・超少子高齢集落である。(2)マキ集団が発達し、その相互扶助により生活機能が維持されてきたと言えるが、現在は殆ど機能していない。(3)新しい地域生活維持機構の創設が求められる。以上のことを踏まえ、今後、この栃尾市半蔵金をはじめとする山古志村・川口町などの中越地震被災地における中山間地農村の復興に当たる必要がある。

言及状況

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こんな論文どうですか? 新潟県中越地震に見舞われた栃尾市半蔵金集落の生活と空間構造(新潟県中越地震)(深澤 大輔),2005 http://id.CiNii.jp/c4DrL

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