著者
谷岡 哲也 Locsin Rozzano C. 多田 敏子 大森 美津子 大坂 京子
出版者
香川大学
雑誌
香川大学看護学雑誌 (ISSN:13498673)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.1-6, 2008-03

看護の焦点は,ケアリングを通して人間と環境との全体性を育むことである.看護は学問の一分野であり,かつ実践を伴う専門的職業である.すべての看護は,看護師と看護を受ける人との間に存在する生き生きとした経験を共有し,ケアリングを通してお互いの人間性を高める中に存在する.ケアリングとしての看護は,看護を理解しそれを実践する際の比較的新しい考え方である.ケアリングとしての看護を理解する原則には,人間を全体として捉えるという考え方,看護が必要な状況において看護が発生するという考え方,知識を深めることや実践的専門職としての看護の概念が含まれている.本稿では看護実践におけるケアリングとしての技術的能力について論じた.

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こんな論文どうですか? 看護実践におけるケアリングとしての技術的能力,2008 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006997873

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