著者
荒井 貴史
出版者
尾道大学
雑誌
尾道大学経済情報論集 (ISSN:13469991)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.21-36, 2005-07

規制改革・民間開放推進会議が求めていた「混合診療の全面解禁」は、「金持ち優遇」「国民皆保険制度が壊れる」などの反対によって実現せずに、特定療貸費制度の拡充といった形にまとまった。本稿では、「混合診療」問題とは何かを説明した後、最近の「混合診療」問題に関する議論を整理し、さらに「混合診療」問題を経済学の視点から考察する。最後に、規制改革・民間開放推進会議が求める「混合診療」の全面解禁の是非と公的医療保険給付における今後の課題を述べる。

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