著者
中野 重大
出版者
放送大学
雑誌
研究報告 (ISSN:09152202)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.9-18, 1993-03

平成元年に改訂された小学校学習指導要領は、平成四年度から全面実施となる。その間の移行措置については、すでに特例と通達で示され、いわゆる「慣らし運転」も、いよいよ最終段階に入った。この移行措置期間の平成3年3月に、文部省は、小学校児童指導要録を改訂し、各都道府県教育委員会等に通知した。指導要録の改訂は、学習指導要領の改訂を受けてなされるものであり、新学習指導要領に基づく教育を適切に評価するために、指導要録の改訂がなされたのである。このように、新学習指導要領と新指導要録は一体のものであり、新指導要録によって、新しい学習指導要領の目指すものが、より鮮明にされたのである。「子供のよさを生かす」ということは、今次改訂の学習指導要領と指導要録の目玉の一つであり、これからの取り組みの重要な課題なのである。

言及状況

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こんな論文どうですか? 生活科における学習指導と評価(生活科教育の実践と研究 : 教師教育教材プロジェクト),1993 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007039466

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