- 著者
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桐生 直幸
- 出版者
- 鎌倉女子大学
- 雑誌
- 鎌倉女子大学紀要 (ISSN:09199780)
- 巻号頁・発行日
- vol.15, pp.63-73, 2008-03
本研究では、英語授業を受講している心理学専攻の大学生32名を対象とし、授業改善の一環として授業評価アンケートを実施した。学生による授業評価、学習の自己評価、および授業に対する満足度・理解度の関係を、興味に焦点を当てながら分析した。分析の結果、以下の点が明らかとなった。(1)自己評価に影響を及ぼす要因のうち、興味に関しては「学習内容に対する興味」と、「英語に対する興味喚起」の2つの要因に分けられる。(2)授業の満足度に影響を及ぼす要因は授業回によって異なるが、主たる要因として「授業の展開方法・内容の適切さ」と、「学習内容に対する理解・興味」の2つが挙げられる。