著者
田辺 利文 吉村 賢治 首藤 公昭
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. 自然言語処理研究会報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.188, pp.65-72, 2008-11-19
参考文献数
15

本論文では、深層格の種類が比較的多いとされる格助詞「に」を対象にし、格助詞「に」を介した係り受け関係にある名詞と述部によって深層格を推定する1モデルを提案する。予備的実験の結果、設定した深層格は43種と多種であるにもかかわらず、再現率は約95%に達し、提案する格助詞「に」の深層格推定モデルはおおむね妥当であることが示された。

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