著者
村田 育也 鈴木 菜穂子
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.435-442, 2009
被引用文献数
1

近年,携帯電話使用の低年齢化にともない,未成年者が携帯電話を用いた犯罪の加害者や被害者になる事件が増えている.年齢によって持てる責任に限界がある未成年者に,保護者の監督下から離れて,携帯電話を1人で使用させることには大きな問題がある.本研究の目的は,未成年者の年齢と責任能力の関係を明らかにし,未成年者の責任能力の観点から携帯電話の使用適正年齢を検討するための資料を作ることである.まず,未成年者に関する法律や判例などで認められている未成年者の責任能力について整理した.その上で,未成年者が関わった出会い系サイトに関する事件を,新聞社2社の記事データベースを用いて2002年から2005年までの4年間について調べた.重複を除く1,130件の事件事例を収集し,これらの事件に関わった未成年者1,314名の年齢分布を用いて,未成年者の責任能力について考察した.

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こんな論文どうですか? 携帯電話を使用するために必要な未成年者の責任能力について : 未成年者が関わった出会い系サイト関連事件の新聞報道を基にして(村田育也ほか),2009 http://id.CiNii.jp/dzuFL
こんな論文どうですか? 携帯電話を使用するために必要な未成年者の責任能力について : 未成年者が関わった出会い系サイト関連事件の新聞報道を基にして(村田育也ほか),2009 http://id.CiNii.jp/dzuFL

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