著者
神田 雅透
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 (ISSN:00303674)
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.125-130, 2009-03-01

情報化社会が安全に機能するための基盤技術の一つに暗号技術があることはよく知られている.しかし,縁の下の力持ち的存在であるがゆえに普段からあまり意識されずに利用されている一方で,その中身は難しいものと思われて興味の対象からは敬遠されがちである.しかし,暗号解読では確率分布などを利用したり,リスクコミュニケーションでは最適値問題としてOR的手法が必要となるなど,ORに近い分野の研究もある.そこで,本特集記事への橋渡しを兼ね,どのような暗号技術がどのような場面で使われているのかについて,最近の動向を交え,紹介する.

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こんな論文どうですか? 情報化社会における暗号技術の役割(<特集>意外と身近な存在,情報化社会の暗号技術)(神田 雅透),2009 https://t.co/WWLvB6bWIj

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