- 著者
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久本 博行
- 出版者
- 関西大学社会学部
- 雑誌
- 関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
- 巻号頁・発行日
- vol.39, no.2, pp.133-146, 2008-03
第1世代の行動療法は、不適応行動を改善するために行動を操作しようするものであった。さらにうつのような不快な気分や感情を治療する必要から、思考を操作することによって気分や感情を改善しようとする第2世代の認知療法が生まれた。そして、第3世代の行動療法として注意を操作し、気分や感情をコントロールするマインドフルネスな治療法が生まれてきた。マインドフルネスな治療の具体例として、マインドフルネス・ストレス低減法とマインドフルネス認知療法を紹介した。<特集>感情心理学の応用