著者
牧野 信之 森山 徳長
出版者
日本歯科医史学会
雑誌
日本歯科医史学会会誌 (ISSN:02872919)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.157-161, 2001-09-30
被引用文献数
1

長く歯槽膿漏症と呼ばれ,またリッグズ氏病と呼ばれた歯周病の外科的療法を開発したJ.M.リッグズは,本病治療法を1876年米国の歯科雑誌Pennsylvania Journal of Dental Scienceに発表した.その原理と方法は基本的に現代の歯周病外科療法に引継がれており,学祖と呼ぶにふさわしい.本稿はその生涯と業績,彼の生きた時代のアメリカ歯科医学の歯口清掃法の考え方の状況につき述べる.

言及状況

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