著者
山口 秀紀 渋谷 鉱 谷津 三雄
出版者
日本歯科医史学会
雑誌
日本歯科医史学会会誌 (ISSN:02872919)
巻号頁・発行日
vol.27, no.3, pp.146-151, 2008-04-10

日本歯科医学会編「日本歯科医学会沿革概要」を参考資料とし,大正期における日本歯科医学会総会の内容について紹介した.本冊子は日本歯科医学会20周年記念祝典に配布された小冊子であり,明治33年に日本歯科医学会総会設立が議決された記述から始まり,大正11年第20年総会までの期間における史実が残されている.内容は主に歴代役職者および宿題報告担当者とそのテーマについて記載されており,明治41年から中断されていた宿題報告が大正2年から復活していることを知る.また日本医学会への加入についての記載からは,大正期における本邦における各歯科団体間の紛糾した状況を知ることが出来る.

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こんな論文どうですか? 日本歯科医学会史(第3報) : 大正期における総会について(山口秀紀ほか),2008 http://id.CiNii.jp/eCSoL

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