著者
三浦 洋子 Yoko Miura 千葉経済大学 CHIBA KEIZAI UNIVERSITY
出版者
千葉経済大学
雑誌
千葉経済論叢 = The Chiba-Keizai ronso (ISSN:0915972X)
巻号頁・発行日
no.40, pp.77-89,

北朝鮮は慢性的食料不足に陥っていて、韓国はじめ各国はさまざまな支援を行ってはいるが、実態がよくわからず、支援の方法も暗中模索の感がある。そこで、植民地時代の日本資本による「有畜畑作農業」でのじゃがいも栽培と、2000年代、いわゆる「金正日じゃがいも革命」の支援に赴いた日本人の経験を取上げて、北朝鮮の農業発展の方向性を考えてみた。その結果、北朝鮮の気候や土壌は、北海道式のじゃがいも栽培技術が十分適応可能であることがわかった。そこで、そうした技術を利用して、植民地時代、日本人によって行われたような、まず土つくりから始め、家畜を飼い、その糞尿を厩肥として畑にまき、じゃがいもやその他の畑作物を輪作体系で栽培して家畜の餌や人間の食料をつくり、可能であれば肉や乳を生産加工して販売する、といった「循環型農業」を目指すべきであり、こうした計画のもとに各国の支援を要請することが重要であると思われた。

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事実誤認があったので修正。ジャガイモ増産政策は金正日時代からで、思いっきり日本人と総連が関わってる事業でした https://t.co/ar7WjkmkyX https://t.co/ne2rTHHt97
こんな論文どうですか? 北朝鮮じゃがいも栽培への日本人の関与ー植民地時代と2000年代ー(三浦洋子),2009 http://id.CiNii.jp/eKmoL
RT @ronbuntter: こんな論文どうですか? 北朝鮮じゃがいも栽培への日本人の関与ー植民地時代と2000年代ー,2009 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007190676
こんな論文どうですか? 北朝鮮じゃがいも栽培への日本人の関与ー植民地時代と2000年代ー,2009 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007190676

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