2 0 0 0 OA ヤブカ類幼虫に対する銅イオン濃度と致死作用との関係
- 著者
- 秋元 俊男
- 出版者
- 日本ペストロジー学会
- 雑誌
- ペストロジー学会誌 (ISSN:09167382)
- 巻号頁・発行日
- vol.6, no.1, pp.35-37, 1991-12-25
銅で作られた容器にはヤブカ類の発生を抑制する作用があるが,これは銅特有の現象と思われる.銅の影響はヤブカ類の産卵数に対しては見られないが,発育過程の幼虫に対して致死作用のあることを前報で明らかにした(秋元,1989).今回の試験では,その致死作用が銅イオンによるものであることを明らかにし,次に銅イオンの濃度と致死作用との関係を調べた.
言及状況
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ヤブカの防除ではこんなアイデアも使えそう。
銅イオンを用いたヤブカの発生抑制については後続の研究もあるようだが、おそらく日本消毒の秋元俊男氏がその嚆矢だと思う。
アブラムシを捕食するカゲロウを輸入して農薬登録をとるなど、秋元さんは眼の付けどころがすげえ。
ヤブカの発生抑制に関しては、庭の銅製水盤にヤブカが発生しないのはおかしいと思い、実験してみたんだって。ペストロジーに発表したときは、矢部辰男先 ...
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@medanjin 先生、銅イオンによるヤブカの発生抑制は利用できますか？http://t.co/zwI4S7yWyr