著者
岩崎 郁雄
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.220, pp.35-46, 2009-07-15
被引用文献数
2

(1)本種は、2007年から2年連続発生しているが、その分布拡散には違いが見症れた。(2)幼虫から蛹の前期については耐寒性が強いが、蛹後期から羽化にいたる過程で死亡する個体が急増した。(3)2008年春季は、宮崎県内において、極少数の個体が越冬したと見症れるが、それが夏季の発生につながった可能性は極めて低い。

言及状況

Yahoo!知恵袋 (1 users, 1 posts)

Q 気温マイナス3度が約10日で越冬は? A 越冬しないと思います。 根拠は ①次の論文を読んだ結果。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007522443 ※画面右側のプレビューで読めます。 ②質問の条件で越冬するのであれば、農業害虫と同様、西日本の至る所で一気に広がって大発生してもおかしくないですが、それが起こっていない現実。 ③南方系の害虫が温暖化の影響で ...

収集済み URL リスト