著者
細井 香 Kaori HOSOI
出版者
淑徳短期大学紀要委員会
雑誌
淑徳短期大学研究紀要 (ISSN:02886758)
巻号頁・発行日
no.49, pp.67-81, 2010

首都圏の保育・介護等の専攻コースを持つ女子短期大学の卒業生5000名を対象に「福祉(保育・介護)労働に関する調査」を実施した。回収された718名(回収率14.4%)のうち、現在、福祉労働に従事している288名の回答を分析した。本分析は、調査項目のなかから、「保育労働者の健康についての実態把握と、労働環境および関連要因との検討」を行うことを目的として行われている。分析の結果、保育労働者の約3割が健康状態を悪いと評価しており、自覚症状として「肩こり」、「腰痛」、「首のこり」などの症状を多くの者が訴えていた。また、健康状態の評価には、「ストレスの度合い」「身体の疲れ度合い」「仕事のやる気度」が影響を及ぼしていることが明らかとなった。

言及状況

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@R_M_kai テーマずばりではないですが、以下の関連先行研究や参考文献の該当部分を付き合わせれば、とっかかりは見えてくるのではないかと思います。 保育・介護労働の現状と課題(その2) https://t.co/Glawpzx0Fa 保育・介護労働の現状と課題(その3) https://t.co/xrG1RWSSy0

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