著者
渡部 晃子
出版者
美術科教育学会
雑誌
美術教育学 : 美術科教育学会誌 (ISSN:0917771X)
巻号頁・発行日
no.31, pp.441-452, 2010-03-20

本稿は,米国における鑑賞教材『Visual Thinking Strategies』を対象とし,その具体的な教授・学習過程を明らかにするために教育目標について分析したものである。方法として教材に書かれた2つの教育目標(生徒目標と教師目標)について色別し,それぞれの目標の変化や特徴を分析した。その結果,教育目標に示唆されたVisual Thinking Strategies(VTS)の教授・学習過程をたどることができた。また繰り返し表現されている目標の内容から,3つの特徴<1)協同学習への促し2)教授・学習内容の振り返り3)パラフレーズ>があることを明らかにした。

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メモ 鑑賞教材『Visual Thinking Strategies』における教育目標の変化と特徴 http://t.co/Ylt4SpgXb3
渡部(2010)「鑑賞教材『Visual Thinking Strategies』における教育目標の変化と特徴」『美術教育学:美術科教育学会誌』31, 441-452 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007580694

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