- 著者
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大竹 智
- 出版者
- 実践女子大学
- 雑誌
- 実践女子短期大学紀要 (ISSN:13477196)
- 巻号頁・発行日
- vol.31, pp.125-140, 2010-03-20
ファミリー・グループ・カンファレンス(FGC)は1989年NZで開発された。このFGCは、要養護児童の処遇を決定する上で、家族参画が最も具現化されたシステムとして、オセアニア、ヨーロッパ、北米、アジアの一部の国などから注目され、導入されている。そこで、わが国への導入に向けて、NZでの現状と課題を把握した結果、FGCの開催を法的に位置づけること、財源を確保すること、司法との連携が重要であることが明らかになった。