著者
野口 康彦
出版者
山梨英和学院 山梨英和大学
雑誌
山梨英和大学紀要 (ISSN:1348575X)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.105-113, 2009

本稿の目的は、大学生におけるデートDVと共依存の関係性について検討するものである。デートDVにおいては、共依存傾向の高い人ほど、その中でも特に女性は、DV被害に遭う可能性が高いのではないのだろうかと考えた。ある私立大学の福祉系学科の大学生に対して質問紙による調査を行い、61名の有効回答を得た。結果として、共依存傾向の高い人ほど、デートのときにパートナーからDVを受けている傾向があることがわかった。さらに、男女別で分けた場合、女性の方がパートナーから暴力的な言動や行為を受けやすいことが明らかになった。

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[論文][DV] 野口康彦:大学生カップル間におけるデートDVと今日依存に関する一検討/山梨英和大学紀要 2009 8

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こんな論文どうですか? 大学生カップル間におけるデートDVと共依存に関する一検討(野口 康彦),2009 https://t.co/BY5z5dKlHZ 本稿の目的は、大学生におけるデートDVと共依存の関係性について検討するものである。デートDVに…
http://t.co/q5l7R6tIuK "共依存(co-dependency)という考え方は、アメリカにおけるアルコール依存症の夫を持つ妻の研究に端を発するが、その概念はいまだ確定したものではない。"
RT @catadatowl: 「大学生カップル間におけるデートDV と共依存に関する一検討」(野口康彦)http://ci.nii.ac.jp/naid/110007617063/ [PDF]

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