著者
坂口 貴弘
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.60, no.9, pp.384-389, 2010-09-01
被引用文献数
1

アーカイブズ界では対象資料の独自性を踏まえつつ,図書館界の書誌コントロールに相当する領域を発展させるべく,各種の方法論や標準類が開発されてきた。本稿ではまず,記述に関する標準としてISAD(G)やDACS,EAD等について解説する。次に編成に関して,組織ベースの編成と機能ベースの編成を取り上げ,それぞれに関連する標準としてISAAR(CPF)とISDFに言及する。さらに電子記録のメタデータ付与に関する課題を指摘し,その標準化の取り組みのうちISO23081とMoReqについて扱う。アーカイブズの編成・記述をめぐる近年の動きには,図書館界の議論との共通点を多く見出すことができる。

言及状況

はてなブックマーク (2 users, 2 posts)

"1983 年,議会 図書館 は ア ーカ イ ブ ズ ・手稿 資料 用 の フ ォ ーマ ッ トと して MARG (AMC ) を 開 発 した 。AMC は Archivesand Manuscripts Control の 略で ある。SAA や研究図書館連合(RLG )がこのフォーマットの普及を支援し"
(http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=258)でご紹介。

Twitter (2 users, 2 posts, 1 favorites)

1 1 https://t.co/agFo2bXCeY https://t.co/rJEmJI62s1
(https://t.co/eGIBJOHRQ5)でご紹介。 / “CiNii 論文 -  アーカイブズの編成・記述とメタデータ(<特集>書誌コントロール再考)” https://t.co/B0AeD3zDf8

収集済み URL リスト