著者
小田 麻代 山本 福壽
出版者
樹木医学会
雑誌
樹木医学研究 (ISSN:13440268)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.99-103, 2002-09-30
参考文献数
20

水耕栽培法を用い、培地に添加したアルミニウムがクヌギ(Quercus acutissima Carr.)、クスノキ(Cinnamomum camphora (L.) Sieb.)およびユーカリ(Eucalyptus viminalis Labill.)の2年生苗木の成長とバイオマス配分におよぼす影響を調べた。苗木は0、0.027、0.27、2.7、および27mMのアルミニウムを添加した改良Hoagland培地を用いて水耕栽培した。2.7mMのアルミニウム処理をした苗木は、バイオマスの増加が認められ、新根の形成による増加は他の器官での増加に比べて顕著であった。これらの結果から、樹木のアルミニウム耐性には根量増加が重要な役割を果たしているものと考えられた。

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こんな論文どうですか? 根圏のアルミニウムがクヌギ、クスノキおよびユーカリの成長とバイオマス配分に及ぼす影響(小田 麻代ほか),2002 https://t.co/KlJXJp4gME
こんな論文どうですか? 根圏のアルミニウムがクヌギ、クスノキおよびユーカリの成長とバイオマス配分に及ぼす影響(小田 麻代ほか),2002 https://t.co/KlJXJp4gME

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