著者
宮良 拓百 射場本 忠彦 百田 真史
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.33, no.133, pp.27-35, 2008
参考文献数
27

前報では,効率の良い熱搬送システムを構築するために,水平直管部における圧力損失特性と,搬送熱量の制御を目的とした配管内IPF計測手法について検討し,システム実現の可能性を確認した.本研究は,ブロックアイスの熱的有効性の検証を目的に,焼結回避の条件と搬送熱量の増大化について検討し,また具現化に必要な設計用数値データの提供を目的に,ブロックアイスと水との熱交換速度について検討した.その結果,ブロックアイスを水中に没することで焼結を回避でき,配管内最大氷充填率約50%においても搬送可能であることを実証した.また実測した熱交換速度から,地域主配管内での負荷処理速度予測が可能であることを確認した.

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こんな論文どうですか? 地域冷房に用いる氷水搬送方式に関する基礎的研究 : 第2報-ブロックアイスの熱的有効性と熱交換速度予測に関する実験的検討(宮良 拓百ほか),2008 https://t.co/HaJ4f2ncHX

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