著者
尾島 俊雄 増田 康広
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.1, no.2, pp.75-89, 1976-10-25 (Released:2017-09-05)
被引用文献数
1

住環境水準の向上および省エネルギの要請の中で,住宅におけるエネルギ消費の実態調査結果を,つぎの目的で整理した.1)住宅のエネルギ消費の実態を,設備・生活パターンとの関連でとらえ,住環境水準の現状を明確にすること2)住宅用エネルギのシェアの実態把握など,マクロ推計の基礎資料とすること3)今後予想される各種の住宅エネルギ関連施策の位置づけなど,将来推計の基礎資料とすること第1報では実態調査の概要と,上記目的1)に照らして各種住宅の時刻別・月別の電気・ガス・灯油その他の消費実態を中心に述べる.
著者
伊藤 隆 堀 賢 諫早 俊樹 堤 仁美 平須 賀信洋 竹内 瞳 岩瀬 基彦 篠田 文彦 森本 正一 田辺 新一
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.1255-1258, 2010

The objects of this study are to observe the detailed distribution of air velocity and CO_2 (carbon dioxide) concentration which is used as tracer gas of coughed air and to calculate advance conditions concerning droplet dispersion counting on relative humidity and pressure. The full scale chamber where the experiment was conducted was modeled and then the experimental conditions were input. The elaborative mock was achieved. The results of CFD illustrated the high CO_2 concentration area and many tiny droplets were observed near the medical doctor. Hence the infection risk was still high when the medical doctor moves.
著者
荻野 登司 峰野 悟 三浦 尚志 小椋 大輔
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成28年度大会(鹿児島)学術講演論文集 第3巻 空調システム 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.253-256, 2016 (Released:2017-10-31)

ルームエアコンディショナーで冷房運転や除湿運転をすると、居室空気の水蒸気が結露して室内機の熱交換器に付着する。その水分が室内機内部に最大1kg程度保水される実験室実験結果を報告したが、実使用環境下での再現性やエアコン停止時の挙動などの課題が残った。そこで、実使用状況下にて除湿による室内機内部に生じる水分について、エアコンの運転時だけでなく停止時を含めた除湿放湿特性を把握する事を目的にフィールド模擬実験を行った結果について報告する。
著者
吉岡 誠記 横山 真太郎 小口 智
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.34, no.146, pp.13-21, 2009-05-05 (Released:2017-09-05)
参考文献数
24
被引用文献数
2

わが国では人口構成の高齢化が進んでおり、今後、社会福祉施設を利用する数の増加が予想される。一方、近年では室内環境における微生物汚染が着目されており、例えば一般に易感染者とされる高齢者を中心とする社会福祉施設においては、重症かつ大規模な被害の可能性も考えられる。そこで、我々は札幌市東区にある老人保健施設を対象に、ビル管法で室内における濃度基準が定められている項目に加え、一般に室内空気汚染の指標として取り上げられることが多いと思われる室内浮遊微生物や自然放射性物質などを加えた項目を主要室内空気質として、その測定調査を実施し、その実態の調査を行った。この結果、冬期では非常に低湿度傾向にあることが確認された。続いて、このような低湿環境においては細菌やウィルスに対する抵抗力が低下すること多くなることが考えられるため、施設内感染対策に関連した室内空気環境における微生物制御を念頭に、加湿・滅菌複合システムの開発を行った。そして本システムの有効性の考察およびその活用法の具体的手順の提示を目的とし、同施設での導入実験を行い、湿度レベルの保持とともに浮遊微生物数の減少に効果がみられることを確認した。
著者
安斎 雄貴 小峯 裕己 若林 斉
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成28年度大会(鹿児島)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.261-264, 2016 (Released:2017-10-31)

発汗等の顕著な体温調節応答が見られる暑熱環境下において、ペパーミントの香り曝露による温冷感・体温調節応答に与える影響を被験者実験に基づいて検討した。設定温度は32℃とし、香り無・香り有条件それぞれ実験を行った。 その結果、心理量では香り有時に体感温度が低下し、被験者が自覚している発汗量も低下した。また、生理量では額部の皮膚温が上昇したが、発汗量は低下傾向となった。 このことから、ペパーミントの香りを付加することにより、心理的な効果に加えて、発汗反応が抑制される傾向が認められた。
著者
三村 凌央 近本 智行
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成30年度大会(名古屋)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.169-172, 2018 (Released:2019-10-30)

本研究では、室内二酸化炭素濃度が定常になった状況を想定し、執務者の作業量と生理心理量を同時に測定する実験室実験を行った。その結果から二酸化炭素濃度が作業性と生理心理量に及ぼす影響を検証することを目的としている。さらに、室内の二酸化炭素濃度が人の呼気によって比較的短時間で上昇するため、非定常状態の検証も必要と考えた。濃度が短時間で変化する状況を想定し、非定常状態の濃度環境における作業性と生理心理量を同時に測定する実験室実験も行った。
著者
森田 健太郎 橋本 果歩 尾方 壮行 堤 仁美 田辺 新一 堀 賢
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成30年度大会(名古屋)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.53-56, 2018 (Released:2019-10-30)

主な感染経路の1つである接触感染に関して、公共空間では不特定多数の人々が多くの環境表面を共用するため、手指の顔面接触による感染経路を調査することは有用である。本研究では、模擬電車内における顔面接触頻度を計測し、顔面接触行動に影響を与える要素を分析した。統計解析の結果、女性と比較して男性の顔面接触頻度および粘膜面接触頻度が有意に高かった。また、電車利用後に手指衛生を実施しないと回答した人ほど粘膜面接触頻度が高い傾向がみられた。
著者
村上 雄飛 井上 隆 前 真之 岩本 靜男 倉渕 隆 大塚 雅之 佐藤 誠
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成26年度大会(秋田)学術講演論文集 第1巻 給排水・衛生 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.41-44, 2014 (Released:2017-11-15)

既報に引き続き、節湯型シャワーヘッドの更なる流量削減の可能性を把握するため、シャワーヘッドの本数を増やしたり、散水板に加工を施し穴数や穴の分布を変えたりすることで、既報と本報の実験結果を総合的に分析することを目的とした。結果、最適流量時の全吐水力は0.5〜0.7N程度であり、最適流量は全吐水力により推測できること、また最適流量時のボリューム感が低いほど、また勢い感が高いほど、中央部の吐水の抜けが大きい場合も不満足となることを示した。
著者
張 江 高塚 威 清水 一功
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.41-44, 2015 (Released:2017-11-15)

ニオイセンサを用い、厨房における調理臭の拡散状況の実状調査を実施した。その結果とニオイ拡散のCFD解析結果と比較を行った。各サンプリングポイントにおける解析結果はニオイセンサによる実測結果と一致した。CFD解析では実際の拡散状況を再現し、ニオイをCFD解析によって見える化できる事例を蓄積した。また、ニオイセンサを用いたVAV 制御システムの可能性を確認した。
著者
尾方 壮行 井上 莉沙 竹内 悠香 秋山 雄一 都築 和代 田辺 新一
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成30年度大会(名古屋)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.89-92, 2018 (Released:2019-10-30)

Field surveys were conducted in bedrooms to investigate the relationship between the environment and sleep quality. Sleep efficiency was relatively low when the average CO2 gas concentration at sleep was low which may be due to the high noise level. The percentage of wake-after-sleep-onset was the lowest under thermally neutral.
著者
阿部 加奈子 倉渕 隆 飯野 由香利
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成26年度大会(秋田)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.193-196, 2014 (Released:2017-11-15)

本研究では、教室の方位や階数の違いによる冷房時の室内温熱環境や児童の温冷感の実態を調査し、冷房時の設定温度の指針を示す基礎資料の収集を目的とした。その結果、階数や方位によって室内環境は異なっており、一定の温度で全ての教室を制御することは適切ではないかもしれないという結果となった。また、教室及び生徒の熱の順応性等の条件も考慮する必要があると考えられる。
著者
加藤 健一郎 中村 勉 横手 幸伸 松島 俊久 小池 道広 北田 寿美 佐藤 直毅 柳井原 務 横田 茂夫 小林 潔
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成26年度大会(秋田)学術講演論文集 第1巻 給排水・衛生 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.221-224, 2014 (Released:2017-11-15)

配管のねじ接合に関する施工実態の把握を目的に、①アンケートによる施工内容に関する調査の実施、②テープシール併用時のトルクに関する確認実験を実施した。本報では、これらの調査と実験の結果について報告する。
著者
紀谷 文樹 松井 美子
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.15, no.42, pp.29-36, 1990

本報は,筆者らが生命維持・衛生保持の水準を考慮した限界水量として定義したミニマム水量に関連して,手洗いの場合を対象として,細菌学的な手法によって行った実験的研究の報告である.被験者の個人差(手の表面の状態,手洗いの頻度・方法などの習慣)を考慮しながら,水栓の種類(胴長横水栓と泡沫水栓),洗い方(流し洗いとため洗い),水量と流量,石けん使用の有無,手洗い時間などの組合せを変えた実験を行った.実験の結果から最も洗浄効果の上がる方法を見いだすとともに,手洗いの最低必要水量を算出し,ミニマム水量算定のための基礎資料を提出している.
著者
小林 弘造 北村 規明 田辺 新一 西原 直枝 清田 修 岡 卓史
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成17年 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.2053-2056, 2005-07-25 (Released:2017-08-31)

The field study for 134 days, concerning indoor environment quality and productivity of call-center workers, was conducted. Call data of total 13,169 workers was analyzed. The rate of response to calls was adopted as an index to evaluate the worker performance. Worker performance decreased by 2.1 % when the average indoor air temperature rose at 1.0℃. The possibility of the improving productivity under thermal comfortable environment was suggested.
著者
岩下 剛 中島 均
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成28年度大会(鹿児島)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.393-396, 2016 (Released:2017-10-31)

東京都の公立小中学校普通教室では冷房機器の導入が進み、ほぼ100%となっている。冷房導入が学生の学力へ及ぼす影響を把握するために、冷房導入前後の自治体ごとの学力テストの結果を用いて調査した。その結果、一部の市において冷房導入の効果が見られたが、全体的な傾向は明確でなかった。さらなる解析・考察が必要である。
著者
新井 善人 白石 靖幸 長谷川 兼一 鍵 直樹 坂口 淳 篠原 直秀 三田村 輝章
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成26年度大会(秋田)学術講演論文集 第7巻 空気質 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.129-132, 2014 (Released:2017-11-15)

本報では、インターネットを用いたアンケート調査結果を基に、乳児・幼児・児童を対象としてダンプネスの程度やアレルギー性疾患の有無の地域差及び関係性について分析し、健康影響について検討を行なうことを目的としている。児童のアレルギー性疾患の有無を目的変数としてロジスティック回帰分析を実施した結果、個人属性による影響は大きいものの、ダンプネスの程度が児童のアレルギー性疾患の有無に影響を与えていることが示唆された。