著者
宮本 亮祐 岡田 力 山根 明典 森 和也 早川 洋平 山田 祐輝 和田 友孝 大月 一弘 岡田 博美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.449, pp.253-258, 2010-02-25
被引用文献数
1

火災・地震などの災害発生時に,大型建造物内より迅速に避難できないため数多くの犠牲者を出す事態がしばしば生じている.本研究は,情報通信技術を用いてこのような問題を解決あるいは軽減することを目的としている.すなわち,GPS付き携帯端末間のアドホック通信により建造物内の人々の位置情報を自動的に交換し,災害発生時の人の動きにより周囲の状況を把握・共有し,リアルタイムな災害発生検知および適切な避難路検索・表示を実現する非常時緊急通信(ERUC)システムの開発を目指す.本稿ではERUCの実現を目指し,災害時に周囲の人々と同じ行動を取ろうとする心理的な同調偏向によるパニック行動の伝搬性を考慮した、正確かつ迅速な災害発生位置推定法を提案する.災害発生検知の正確性や迅速性および災害避難時の有効性をシミュレーションにより検証する.

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こんな論文どうですか? 非常時緊急通信(ERUC)におけるパニック行動の伝搬性を用いた災害発生位置推定法(安全・安心(災害時通信))(宮本 亮祐ほか),2010 http://t.co/dqMDe6BFp0
こんな論文どうですか? 非常時緊急通信(ERUC)におけるパニック行動の伝搬性を用いた災害発生位置推定法(安全・安心(災害時通信))(宮本 亮祐ほか),2010 http://t.co/dqMDe6BFp0
こんな論文どうですか? 非常時緊急通信(ERUC)におけるパニック行動の伝搬性を用いた災害発生位置推定法(安全・安心(災害時通信))(宮本 亮祐ほか),2010 http://t.co/XmpSLDNkbk

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