著者
林 新 広橋 一俊 井川 健一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.400, pp.43-48, 2010-01-21

照明光を利用する室内光無線高速LANを構築するために,まず,空間照明光を高速に変調することによって情報伝送空間の下り回線として使える方法を検討し,通信システムの親機として照明機能付きアクセスポイントが開発された.また,光指向性技術を活用し,上り回線用の子機として単軸全方位自動追尾可能の双方向赤外線無線端末を開発した.さらに,1対nの光無線多元接続を実現するために,電力線イーサネット100BASE-TXの通信規格に基づき,空間全二重CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)接続方式を提案した.開発された通信機器と提案した通信方式を用いることにより,電力線LANとの親和性を有する照明機能付き光無線LANを実現することが可能となる.

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