著者
林 新 福田 豊
出版者
日本社会情報学会
雑誌
日本社会情報学会全国大会研究発表論文集 日本社会情報学会 第26回全国大会
巻号頁・発行日
pp.321-326, 2011 (Released:2012-03-20)

Ministry of Health, Labour and Welfare discusses informatization of prescription. That is called e-prescription. But it's not enough to discuss its framework considering that Japanese separation of medical practice and drug dispensing is progressed with particular context and some significant problems. This paper shows the problem's points with preceding studies, the framework of e-prescription refering to MHLW's discussion and its impact to solve the problems.
著者
伊藤 日出男 林 新 中田 豊久 中村 嘉志 西村 拓一 山本 吉伸 國藤 進 中島 秀之
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. UBI, [ユビキタスコンピューティングシステム] (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.115, pp.105-110, 2003-11-18
参考文献数
21

我々は低消費電力携帯通信情報端末(マイボタン)を用いた,近距離測位通信システムによる情報サービスの研究を進めている.このシステムでは,端末局は反射率変調による低消費電力情報送信を行い,基地局である測位通信装置は,端末の位置や方向を取得し,赤外空間光通信でサービス情報の送受を行う.本報告では,液晶ディスプレイの背面の散乱板を再帰光反射板に交換した小型PDAを用いた,反射率変調による空間光通信の実装について述べる.
著者
尾崎 博明 山田 修 菅原 正孝 濱崎 竜英 林 新太郎
出版者
大阪産業大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2005

本研究では、新機能を有するナノセラミックスを微量有害有機物の処理に適用するための新規水処理技術の開発を行った。まず、TiCあるいはTiCにイリジウム(Ir)を分散させた粉末を原料として、燃焼合成法により透水性を有する多孔質セラミックスを合成した。同セラミックスは導電性と溶質吸着能を有することから、これを電極として微量有害有機物の分離(吸着)と分解を同時に行う処理法について検討した。医薬品類18種類の混合溶液について試験したところ、12種類については5分から120分の処理時間で分解し、本法が医薬品類のような難分解性物質の分解に有効であることが明らかになった。超難分解な有機フッ素化合物(PFOA:Perfluorooctanoic AcidとPFOS:Perflu-orooctane Sulfonate)に対して同法を適用したところ、各々84%と99%の除去率が得られた。排水中のこれらの物質について既報分解例はほとんど無く、本法がPFOAおよびPFOSの除去に有力な新手法となりうる重要な知見を得た。また、同セラミック多孔体をフィルター状に加工し、微量有害有機物の分離・分解同時処理を行う「ろ過型電気分解装置」を初めて開発し、医薬品類について処理試験を行った。その結果、溶質の約20%がセラミックスに吸着しながら電気分解が進行し、多くの医薬品類について高除去率が得られことがわかった。さらに、ナノセラミックスが有する光触媒機能に着目し、高強度光触媒繊維による微量有害有機物分解特性について考究し、2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)についてCO_2までにいたる分解機序を明らかにするとともに、医薬品類の分解にも適用可能であることを明らかにした。上述した成果の内、とくにろ過型電気分解装置に関する研究は特許申請にもつながり、新しい水処理技術の開発に道を拓くものとして特筆できる。
著者
丸 三徳 関口 隆昭 林 新 天谷 真一
雑誌
情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.66-73, 2018-05-22

より安全・安心な車両走行を実現するため,カーナビの経路探索機能の研究を行っている.実際の道路を走行する際にレーン変更が困難となる経路を探索してしまうという問題の解決に向け,車両のレーン変更を考慮した経路探索方式を開発する.本稿では特に,レーン変更が困難となる経路の検出アルゴリズムを提案する.まず,具体的な事例の分析を行い,問題のある経路となる条件を導出した.そして条件に該当するか否かを,カーナビ用地図データを使って判定する方法を検討した.試作・評価により,発見済みの事例以外の事例についてもレーン変更が困難であるか否かを判定できることを示し,提案方式の有効性を確認した.さらに,検出精度向上に向けたカーナビ用地図データの拡張方針を明らかにした.In order to realize safer and more comfortable driving, we have studied on route calculation function of car navigation systems. To solve a problem that the car navigation systems often provide users with routes including difficult lane-changing, we have developed a route calculation method considering lane-changing of vehicles. In this paper, we propose a method for detecting the route that includes difficult lane-changing. We analyzed case examples of the problem and clarified the conditions for being problematic routes. We considered a method to judge whether the route fulfills those conditions or not by using conventional car navigation map data. By prototyping and evaluating our proposed method, we showed effectiveness of the method that was able to judge whether additional case examples included difficult lane-changing or not. Further, required contents of car navigation map data for improving detecting accuracy were specified.
著者
林 新 広橋 一俊 井川 健一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.400, pp.43-48, 2010-01-21

照明光を利用する室内光無線高速LANを構築するために,まず,空間照明光を高速に変調することによって情報伝送空間の下り回線として使える方法を検討し,通信システムの親機として照明機能付きアクセスポイントが開発された.また,光指向性技術を活用し,上り回線用の子機として単軸全方位自動追尾可能の双方向赤外線無線端末を開発した.さらに,1対nの光無線多元接続を実現するために,電力線イーサネット100BASE-TXの通信規格に基づき,空間全二重CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)接続方式を提案した.開発された通信機器と提案した通信方式を用いることにより,電力線LANとの親和性を有する照明機能付き光無線LANを実現することが可能となる.
著者
小林 新三 茨木 智志 鈴木 正弘
出版者
歴史教育史研究会
雑誌
歴史教育史研究 (ISSN:13487973)
巻号頁・発行日
pp.67-86, 2010-12-01

日時:2010年7月29日場所:新潟県新潟市西蒲区聞き手:茨木智志 ; 鈴木正弘