著者
武下 絵美 アダチ 徹子
出版者
日本教科教育学会
雑誌
日本教科教育学会誌 (ISSN:02880334)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3, pp.17-24, 1999-12-31

新しい教育課程では,各学校が創意工夫を生かして横断的・総合的な学習を実施するという「総合的な学習の時間」が新設され,国際理解との関連で外国語会話を小学校に導入することも可能になる。このことに関して,教員養成課程の学生は,どのように考えているのであろうか。彼らの意識を捉えるとともに,大学での教員養成カリキュラムの参考にすべく,アンケートを実施した。その結果,英語,特に音声技能に関する苦手意識が非常に強いこと,自分自身が早期英語教育を受けていないため,小学校英語に関するイメージがなく,具体的な指導法などについて不安が大きいことなどが明らかになった。今後は,大学における情報提供や,教員養成,現職教員の研修などを通して,小学校の英会話指導や国際理解教育を支援するシステムを構築することが望まれる。

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こんな論文どうですか? 私が英語を教えるの? : 「総合的な学習の時間」に関する教員養成課程学生を対象とした意識調査(武下 絵美ほか),1999 http://t.co/U6s336RuTI

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