著者
貝瀬 徹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. R, 信頼性 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.298, pp.21-24, 2010-11-12

劣化データの信頼性解析において,確率過程モデルを想定した手法が数多く提案されている.例えば,ブラウン運動やガンマ過程といったモデルが用いられ,さらに加速モデルの想定もされている.しかし,統計学の視点で捉えると,これらのモデルに関するパラメータ推定法にはいくつかの手法の適用が可能であり,具体的には最尤法,一般化モーメント法,そしてべイズ法が挙げられる.また,モデル選択として情報量規準が考えられるが,異なる推定方法では統一的な評価に困難さが生じる.本研究では,レヴィー過程で捉えた確率過程モデルと複数のパラメータ推定法を扱い,モデル選択では情報量規準EICを適用する.

言及状況

はてなブックマーク (1 users, 2 posts)

収集済み URL リスト