著者
研谷 紀夫
出版者
アート・ドキュメンテーション学会
雑誌
アート・ドキュメンテーション研究 (ISSN:09179739)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.19-32, 2008
参考文献数
19

近年、博物館、図書館、文書館の類縁機関や異なる博物館相互の連携などが唱えられているが、これらのデータ連携には既存の施設の目録データの統合が必要不可欠である。それらに際しては、各館で独自の目録データ形式を採用してきた各博物館や文書館の目録形式の歴史とその変遷を捕らえる必要がある。特に前者の博物館においては明治以来の伝統があり、わが国独自の目録規則を作成してきた経緯が存在する。そのため、本研究では戦前の博覧会及び九鬼隆一が総長であった時期を中心に帝国・帝室博物館の目録情報の発達の経緯を調査し、今後の文化資源情報化のあり方を展望する。

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