著者
尾石 和弥 村上 紀子 菊池 眞之
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.35, no.16, pp.117-120, 2011-03-08

本研究では,描画活動である写生を行っている場合の視線について注視点計器を用いて調べた.モチーフは,柄の無い白色の紙コップ画像,柄付きの紙コップ画像,閉曲線図形画像の3通りで,いずれも3分間で描画を行い,その時の視線を計測した.実験の結果,若年者に比べ高齢者はサッケード距離が短い傾向があった.また,モチーフが複雑になるほど,美術訓練を受けていない人はモチーフを見る時間が長くなり,美術訓練を受けている若年者はモチーフを見る時間があまり長くならないことが明らかになった.

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先行研究“描画活動時における視線の分析”(東京工科大学・尾石ら、映像情報メディア学会2011)頭部完全固定の計測 モチーフが複雑であっても美術訓練を受けている人は、うまく描ける #EntComp2012 http://t.co/BnGwpDlq

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