著者
川合 承子
出版者
国際医療福祉大学
雑誌
国際医療福祉大学紀要 (ISSN:13424661)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.54-62, 2011

要支援・要介護認定を受けたひとり暮らし在宅高齢者132人を対象に,買い物・調理に関する実行状況と日常生活自立度との関連を明らかにし,買い物・調理の実行に必要な要因を検討するためにアンケート調査を行った。有効回答の116人について,全体と女性の日常生活自立度および買い物・調理との相関分析を行った。その結果,買い物・調理の実行状況と「障害高齢者の日常生活自立度」とは関連があり,「認知症高齢者の日常生活自立度」とは関連がなかった。買物に必要な要因は歩行能力と個人因子・環境因子が考えられた。調理に必要な要因は男性には調理方法の支援,女性には調理の意欲と調理が行いやすい台所の環境整備の必要性が高いことが分かった。

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要支援・要介護認定を受けたひとり暮らし在宅高齢者の買い物・調理と日常生活自立度との関連および実行に必要な要因についての検討 http://t.co/i8uBsXe9
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