著者
児玉 啓浩 森本 康彦 中村 勝一 横山 節雄 宮寺 庸造
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.453, pp.151-156, 2011-02-25

大学における研究活動では,発生する多様な情報を蓄積・活用することが重要である.しかし,研究初学者にとって,これらの蓄積された情報を効率的に活用することは容易ではない.そこで本研究では,ユーザの活動場面に適応的な情報抽出と視覚的提示手法を搭載した研究活動支援システムを開発する.これを達成するためにオペレータモデルを開発する.このオペレータは,活動場面と視覚提示制約によって,適応的な情報抽出と視覚的提示,促進メッセージ提示を行う.これにより,ユーザの活動場面に則した研究情報の抽出と,それらの効果的な活用を支援することが期待できる.本稿では,オペレータの定義と支援システムの開発について述べる.

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