著者
Karlsson Anastasia Mukhanova
出版者
日本音声学会
雑誌
音声研究 (ISSN:13428675)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.28-39, 2007-08
被引用文献数
2

モンゴル語のイントネーションについては21世紀に入るまで本格的な研究は行われてこなかった。最新の記述によれば,モンゴル語は語アクセント言語(word-accent language)であり,語中の1音節を顕著にするという語彙強勢(lexical stress)を持つのではなく,すべての語の最初の2モーラに結びつけられる語アクセントを持つ。その語アクセントは音調の上昇(tonal rise)で,(ほとんど)すべての語における上昇音調によってモンゴル語は「うねる波」のような特徴を持って聞こえる。モンゴル語には疑問を表すための特定の音調上の手段はなく,フォーカスは平叙文においても疑問文においても上昇調によって示される。

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こんな論文どうですか? モンゴル語のイントネーション(<特集>諸言語のイントネーション)(カールソン アナスターシア・ムハノバ),2007 https://t.co/kRu0aP5kpQ モンゴル語のイントネーションについては21世紀に入るまで本格…
こんな論文どうですか? モンゴル語のイントネーション(<特集>諸言語のイントネーション)(カールソン アナスターシア・ムハノバ),2007 https://t.co/xRvpMudCGj

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