- 著者
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西井 達也
西濱 瑛太
大柴 小枝子
松岡 義大
氏家 健
- 出版者
- 一般社団法人電子情報通信学会
- 雑誌
- 電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム (ISSN:09135685)
- 巻号頁・発行日
- vol.111, no.122, pp.57-61, 2011-07-04
可視光無線通信は、信号機や照明などのLED光源を用いて通信を行うもので、次世代通信インフラとして期待されている。しかし、太陽光などの背景光雑音やマルチアクセス干渉雑音(Multi Access Interference:MAI)による信号の劣化が問題となる。本報告では、二値符号拡散(Binary Spectrum Spread:BSS)変調方式を用いた可視光無線通信において、シミュレーションにより、マルチアクセス通信時における雑音耐性の検討を行った。さらに、実際の信号機を用いた実験を行うことで、BI-BSS方式を用いたMAI耐性の測定を行った。その結果、信号機から100mの距離を想定した場合において、10倍の強度の他チャンネル信号の影響を受けた場合でも、BER<10^<-3>が得られたので報告する。