著者
尾上 孝利 佐々木 彩夏 藪下 恵里 足立 裕亮
出版者
太成学院大学
雑誌
太成学院大学紀要 (ISSN:13490966)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.43-52, 2012-03

看護師にとって手指消毒の知識と手技は院内感染防止上重要である.本学での手指衛生教育後に学生がいかに手指消毒の知識と技術を理解しているかをアンケートとハンドぺたんチェックSCDLP培地を用いて検討した.教えられたスタンダードプリコーションの用語,意味および手技の理解度は1,2年生では劣っていたが,進級に伴って3,4年生では上昇していた.培養法で手洗いと擦式手指消毒手技を判定すると,合格率は1,2,3,4年生で50,40,75,60%,擦式手指消毒のみの値はそれぞれ60,60,100,80%であった.以上の結果は,1年生から確実な手指消毒手技を体得させる指導が必要であることを示唆している.

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こんな論文どうですか? 看護学生の手洗いおよび擦式手指消毒実施状況の評価(尾上 孝利ほか),2012 https://t.co/eN35YoFUvK 看護師にとって手指消毒の知識と手技は院内感染防止上重要である.本学での手指衛生教育後に学生がいかに…
こんな論文どうですか? 看護学生の手洗いおよび擦式手指消毒実施状況の評価(尾上 孝利ほか),2012 https://t.co/JWXvLR7M9c
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