著者
田内 広 馬田 敏幸 立花 章
出版者
プラズマ・核融合学会
雑誌
プラズマ・核融合学会誌 = Journal of plasma and fusion research (ISSN:09187928)
巻号頁・発行日
vol.88, no.2, pp.119-124, 2012-02-25
参考文献数
17
被引用文献数
1

核融合炉で利用されるトリチウムの量は少なくないことから,低濃度かつ少量のトリチウムによって生物が影響を受けるのか,そしてもし影響が出るのであれば,それはどのくらいの量(線量率)を超えれば生じる可能性があるのか,ということを科学的データによって明らかにすることが求められている.低線量放射線被ばくによる生体影響研究の現状と,これからのトリチウム生物学の方向について概説する.

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以下シェアします。 トリチウムの危険性のオンパレードな論文を見つけました。 実はトリチウムの生物影響についての研究ってほんとに少ないのです。 よくまわってくるトリチウムの危険性について書かれた文書だのブログだのも憶測に基づくもので、データとしても信頼性に乏しくて困っていたのです。 この論文の出処は「プラズマ核融合学会誌」、バリバリの推進側の論文です。 しかも、この3つの論文のもとになっている研 ...
トリチウムの危険性のオンパレードな論文を見つけました。 実はトリチウムの生物影響についての研究ってほんとに少ないのです。 よくまわってくるトリチウムの危険性について書かれた文書だのブログだのも憶測に基づくもので、データとしても信頼性に乏しくて困っていたのです。 この論文の出処は「プラズマ核融合学会誌」、バリバリの推進側の論文です。 しかも、この3つの論文のもとになっている研究は、核融合科学研究所 ...
トリチウムの危険性のオンパレード。 掲載されていたのは『プラズマ核融合学会誌』、バリバリ推進側の論文です。 近年、トリチウムの生物影響に関する研究は世界的に非常に少ないのが現状であると。日本では、核融合科学研究所LHD共同研究における生物影響研究グループが、日本で主体的に研究に取り組んでいるただひとつの存在であるといっても過言ではない。この3回の講座もその研究成果から生まれたものであると・・・・ ...

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核融研の研究発表 トリチウム生物影響研究の動向。1.低線量放射線の生物影響とトリチウム研究 http://t.co/4c7JS9CB3R
核融研の研究発表 トリチウム生物影響研究の動向。1.低線量放射線の生物影響とトリチウム研究 http://t.co/4c7JS9CB3R

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