著者
今松 友紀 田高 悦子 Yuki Imamatsu Etsuko Tadaka
出版者
横浜市立大学医学部看護学科
雑誌
横浜看護学雑誌 = Yokohama journal of nursing (ISSN:18828892)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.1-8, 2012-03-31

本研究の目的は、文献検討により生活習慣病への介入と評価指標について調査し、地域における生活習慣病の一次予防プログラムの枠組みを明らかにすることである。生活習慣病・予防・介入をキーワードとした国内外の18文献について、Greenが提唱したPRECEDE-PROCEED MODELを使用してプログラムとその評価法を検討した。その結果、プログラムの計画については【スキル1:生活習慣病の予防に向けた理解】、【スキル2:自身の行動変容に向けた目標設定】、【スキル3:自身の生活習慣の内省・モニタリング】、【スキル4:生活改善の具体的な実践方法】の4つのスキルからなることがわかった。また、プログラムの評価については「生活習慣の変容」と「セルフモニタリングの実施状況」からなる行動・ライフスタイルは記述されていたが、環境(地域)について記述している文献は見られなかった。今後は、個人の変容と環境(地域)の変容の両方に着目したプログラムとそれの評価法の開発が必要である。(著者抄録)

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こんな論文どうですか? 生活習慣病における一次予防プログラムの枠組みの開発 : 文献学的検討(今松 友紀ほか),2012 https://t.co/SD6Zf7QylR
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