著者
武田 領子 高 仁子
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.62, no.4, pp.164-170, 2012-04-01

昭和電工(株)では,開発ステージ前期の先行技術・技術動向調査を技術者自身が行えるようになることを目的とし,情報調査教育の充実に取り組んでいる。研修ワーキンググループによる知財知識教育と情報調査教育の融合と,特許と非特許文献情報の相互補完教育により,従来は情報調査ツールの操作方法が中心となる傾向にあった情報調査教育から,技術者自身が入手した情報を評価・解析し,活用していくための教育内容に向けて拡充しつつある。知財戦略推進のために情報を活用できるような技術者への育成と,知財マインドの一層の向上を図ることが今後の課題として見えてきている。

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昭和電工(株)におけるエンドユーザーへの情報調査教育 : 知財マインド向上への取り組み(<特集>特許情報教育) http://t.co/6TsyDloR

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