著者
佐良木 昌
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.428, pp.35-40, 2012-01-28

イオニア散文は、単文・並位構造・接続小辞による文連繋の文章構成が特徴である。アッティカ散文は長い複文・従位構造・抽象名詞が特徴である。前者のヒポクラテス・コーパスには、導入部・論議展開・結論という構成を備えるテキストが含まれており、後世の科学的論文体の先駆けである。後者のトウキュディデスの『戦史』は、前五世紀後半の代表的史書であり、分詞構文と接続小辞からなる長文で知られている。

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こんな論文どうですか? 古代ギリシャにおけるテキスト様式と定型文の成立過程 : その二 イオニア散文とアッティカ散文の発展(大規模言語資源による言語知識獲得)(佐良木 昌),2012 http://t.co/AsyiTohz

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