著者
伊藤 秀史
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 (ISSN:00303674)
巻号頁・発行日
vol.57, no.10, pp.566-573, 2012-10-01

本稿では,たとえば組織のトップとミドルの関係を表すシンプルなプリンシパル・エージェント理論によって,(a)情報収集努力を行うインセンティブと(b)情報をトップに正直に上げるインセンティブとの関係を分析する.そして,(a)のインセンティブを強めることが(b)のインセンティブを歪め阻害して「イエスマン」を生み出すこと,(b)のインセンティブを与えるためには(a)のインセンティブを弱めなければならないことを明らかにする.

言及状況

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イエスマンについて理論的に扱った論文があります。 情報収集と情報開示のインセンティブ・トレードオフ http://ci.nii.ac.jp/naid/110009518222 そのほか参考文献・書籍 日米のビジネススクール事例で学ぶ人事評価の落とし穴 http://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/users/user-13616/nrjournal/3742_0 ...

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こんな論文どうですか? 情報収集と情報開示のインセンティブ・トレードオフ(<特集>不確実性の根本を問う)(伊藤 秀史),2012 http://t.co/5sv0YxikRq

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