著者
石川 圭介 北原 理作
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.193-199, 2012-10-15

日本の畜産現場におけるニホンジカ(Cervus nippon)による被害には,牧草の食害や家畜への感染症伝播の問題がある。広い草地をシカから守る手段として,イヌ(Canis familiaris)の利用が注目されつつある。本稿では,この古くて新しい技術,イヌを用いたシカによる被害対策を日本で試みている2つの事例を紹介する。1つはイヌを用いた草地防衛の事例で,警察犬の訓練技術を応用して草地からシカを追い払う試みである。もう1つは北海道の事例で,草地に出没するシカを牧羊犬による追い込みで捕獲し,積極的に資源として利用する試みである。

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こんな論文どうですか? 草地を活用したイヌ(Canis familiaris)によるニホンジカ(Cervus nippo)の捕獲技術と被害防止策の開発(<特集>シカ(Cervus ni(石川 圭介ほか),2012 … https://t.co/KNpJ7xwaqh
こんな論文どうですか? 草地を活用したイヌ(Canis familiaris)によるニホンジカ(Cervus nippo)の捕獲技術と被害防止策の開発(<特集>シカ(Cervus ni(石川 圭介ほか),2012 … https://t.co/KNpJ7xez1H

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