著者
日下 隆一
出版者
佛教大学保健医療技術学部
雑誌
保健医療技術学部論集 (ISSN:18813259)
巻号頁・発行日
no.7, pp.51-59, 2013-03-01

日本における給与・賃金体系は,能力給ではなく年齢給が一般的であり,学歴と職業が重要な要因となっている.しがたって,給与総額(年収)は専門職の社会的レベルの指標でもあり,専門職育成機関にとって関心の深いものとなっている.そこで,理学療法士・作業療法士の年収を賃金構造基本統計調査に基づいて精査した結果,コメディカル間における年収の比較では,やや低位にあることが明らかになった.それを規定する要因は,相互に関連する教育システムと診療・介護報酬体系が主であり,今後の理学療法士・作業療法士の教育システムと医療・介護報酬体系のあり方が重要になると考えられた.年収賃金構造基本統計調査コメテ゛ィカル

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2013年のだけど。おもしろかったよん。 https://t.co/dmYGlOJSVM

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