著者
荒川 尚久 泉 知論
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.70, pp.131-136, 2012-05-22
参考文献数
13

大容量化するFPGAの活用には設計生産性の向上が不可欠であり、抽象度の高い言語と高位合成系の活用が求められる。高位合成のための最適化アルゴリズムや設計支援ツールは実用段階に入ってきているが、それらを効果的に活用し品質の良い回路を得るにはノウハウが必要である。我々は、高位合成系を活用しつつ設計者の工夫や英知を効果的に反映させる設計方法論、記述法の確立を目指している。本稿では、一般にはハードウェア化が難しいとされるゲーム思考アルゴリズムを対象として、高位合成系を用いた設計試行を行う。ボードゲームConnect6を対象に、ソフトウェアプログラムの作成から、単純移植、記述の工夫による最適化を行う。記述の工夫により、回路規模が53%削減できた。

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#FPGAX / “CiNii 論文 -  Impulse-Cを用いたConnect-6思考アルゴリズムのハードウェア化とFPGAによる実装評価(高位合成と開発環境)” http://t.co/YI8I47iOib

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