著者
清水 武 石川 幹人
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
Journal of International Society of Life Information Science (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.17-29, 2013-03-01

フィールドRNG研究は、多数の人々が同一のイベントに注目するとき乱数生成器によるビット出力のカイ二乗統計量に特異な自己相関が生じることを示してきた。そこで本研究は、フィールド意識に特有のシグナル波長が存在する可能性を提起し、イベント時のカイ二乗値を計算する際の試行のインターバルの長さを拡張する分析方法を提案し、従属変数を単変量のスカラーからベクトルへと拡張することを方法論的に試みた。予想される結果として、複数のインターバル別に集計した平均ベクトルに対して、フィールド意識の波長により適したインターバル長で偏りが大きくなること、また観客数との相関が強くなることが挙げられた。本研究は、今後の実験計画に役立ちうる予備的検証段階のひとつとしてフィールド実験を実施し、アニメ映画「けいおん!」を上映した映画館で13回のくり返し測定の後、標準化したカイ二乗値ベクトルをMANOVAにより検定した。結果は、切片値、インターバル長、生成スピード、およびこれらの交互作用項のいずれの有意ではなかった。一方で、従来の1秒集計値において聴衆の人数との相関が最大化し(r=.57, N=13)、フィールド意識のシグナル波長が1秒近辺に存在する可能性が示唆された。最後に、今後の課題が議論された。

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“本研究は、今後の実験計画に役立ちうる予備的検証段階のひとつとしてフィールド実験を実施し、アニメ映画「けいおん!」を上映した映画館で13回のくり返し測定”
“本研究は、今後の実験計画に役立ちうる予備的検証段階のひとつとしてフィールド実験を実施し、アニメ映画「けいおん!」を上映した映画館で13回のくり返し測定”

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CiNii 論文 -  フィールド意識のシグナル波長の探究 : 映画館でのフィールドRNG実験 http://t.co/16QPc2TCuT
だからそのけいおん!でRNG計測した論文 http://t.co/Y7nU1CdeyE には、実験対象の説明が必要となって、けいおん!を選んだ理由として"evoke in the audience something like a "Moe-ness" emotion."とか
けいおん!についてくわしく書いてる論文だ http://t.co/2vWaNLzycH
“本研究は、今後の実験計画に役立ちうる予備的検証段階のひとつとしてフィールド実験を実施し、アニメ映画「けいおん!」を上映した映画館で13回のくり返し測定” / “CiNii 論文 -  フィールド意識のシグナル波長の探究 : 映画…” http://t.co/u48OrJhrrL
こんな論文どうですか? フィールド意識のシグナル波長の探究 : 映画館でのフィールドRNG実験(清水 武ほか),2013 http://t.co/ZSvsbRE3S3
CiNii 論文 -  フィールド意識のシグナル波長の探究 : 映画館でのフィールドRNG実験 http://t.co/0QYxPQbYpy #CiNii なんかヒットしたけど内容はともかくなぜ映画「けいおん!」で実験したし

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