著者
太田 昌孝
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PN, フォトニックネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.276, pp.17-21, 2012-10-30

送信側と受信側のクロック周波数の差が小さければ,受信信号を可変遅延線に通しDLLで受信側クロックに位相同期させることで,受信信号と受信側クロックの位相のずれが可変遅延線の可変範囲の間,クロック回復なしのデータ回復が行える.この方式は位相同期維持時間が短いパケット通信に有効で,特に,各波長に含まれるビット数が少なく迅速なクロック同期が必要な多波長パケットに有効である.同様に,送信側と受信側のLOの周波数の差が小さければ,受信光を可変遅延線に通しDLLで受信側LOに位相同期させることで,アナログコヒーレント受光も行える.

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こんな論文どうですか? クロック回復なしのデータ回復(IPバックボーンネットワーク,MPLS,GMPLS,フォトニックネットワーク及び一般)(太田 昌孝),2012 http://t.co/PSyMH9T7HJ

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