著者
末次 正寛 辻 正利 谷川 義之 南部 紘一郎 西岡 將美
出版者
鈴鹿工業高等専門学校
雑誌
紀要 (ISSN:02865483)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.9-16, 2013-02-28

弓道に使用される和弓は複数の材料を組み合わせた複合構造材であり,それらの接着層が弓の湾曲によって発生する応力で剥離する場合がある.本研究では,木材とカーボンファイバーで構成された初級者・中級者用の和弓を対象とし,弓幹内部の境界層に生じるせん断応力を実験ならびに有限要素法(FEM)によって解析した.その結果,せん断力は弓の下端部において最大となり,かつその部分の内側の境界層で最大のせん断応力が発生していることがわかった.また,実験値と FEM解析値は概ね一致しており,作成した FEM大変形解析プログラムの有効性が示された.

言及状況

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弦を張る議論ってFEMで簡単に解釈できるんじゃねえのっていう 調べたらこの一件しかヒットしなかったし、筑.波とか早.稲.田とかはどうかしてる https://t.co/zlkcTiprex
相変らず見つからないけど、ちょっと興味深い研究が検索された^^; 先日、武具に最新材料使われていないツイートあったけど、全然間違いだし、当然研究されている⇒和弓の破損に関する力学的考察http://t.co/tYyJMLpBZUそうえいば大学の師匠がカーボン弓の試射していたなぁ~

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