著者
西尾 祥子
出版者
情報文化学会
雑誌
情報文化学会誌 (ISSN:13406531)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.41-46, 2013-08-31

本研究では2006年のサッカーワールドカップドイツ大会における「パブリック・ビューイング」のドイツ人参加者への聞き取り調査を通じ,パブリック・ビューイングの役割を語る上で重要な争点を提示する。これまでテレビ放送の介在するメディア・イベント研究において,テレビ番組の集団的視聴により視聴者の集合的アイデンティティが形成されることが指摘されてきたが,本調査では,集合的アイデンティティと同時に視聴者の自己アイデンティティの形成がなされることが明らかになった。

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こんな論文どうですか? ドイツにおけるパブリック・ビューイング体験に関する考察 : アイデンティティの行方をめぐって(西尾 祥子),2013 http://t.co/I7wZ0JHGIW

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